スジャータ!セーナー村!!
- 2014.01.22
- 世界一周 アジア編
さて、ブッダガヤーの近くには、ブッダが悟りを開く前にいた街、
セーナー村がありました。
ここは歩いて行けます。
※リキシャマンがめっちゃ推してきますが、徒歩で可能です。
1キロちょっとかな。
川は乾期で干上がっている。
橋が無い時も歩いて渡っていたみたい。
ちなみにこの写真で奥にうっすらと見える山に、
ブッダは籠って修行していたらしいです。
家の壁に牛の糞を乾かしたモノを貼ってます。
補強でしょうか。。
ココの村にはスジャータ寺院があります。
スジャータさんの伝説を、セーナー村の若者から聞きました。
※英語なので間違っていたらすみません。
スジャータさんという女性は、子宝に恵まれず、
その時代に子どものいないスジャータさんは村人からいじめられます。
スジャータさんは泣きながら、いつも寺の菩提樹に向かって、
子どもができるよう祈っていました。
山に籠っても悟れなかったブッダは、
山からおりてセーナー村まで来て、菩提樹を見つけ、そこで瞑想してました。
するとスジャータさんが来て、祈っています。
ブッダはまだそのころはただの修行僧です。
ガリガリに痩せながらも瞑想するブッダにスジャータさんはミルク粥を差し出します。
ブッダは拒むのですが、そこでスジャータさん、
『なにごともやりすぎはイカン!!』
ブッダはその一言で八正道をひらめいた、とのことです。
その後、スジャータさんは悩みをブッダに打ち明け、祈ると、
なんと子どもができた!!という伝説です。
そしてこの伝説が、あのスジャータの企業名のもとになり、
スジャータの社員さんは毎年このセーナー村に多数いらっしゃるそうです。
ちなみにセーナー村、
田舎で人がすれてなくてとってもいいところです。
今までのインドで一番人がよく、子どももかわいかった!!
そんなセーナー村で事件が。
なんとたまたま、当日は日本人カップルがインド式で結婚式を挙げてました。
近くの学校へのボランティアでよくこの村に来る方のようです。
多くのインド人が集まっており、テレビも来てました。
その後、村にある妙にでかいストゥーパの目の前で
地元の人とだべっていると、
目の前の学校の校長先生が通りました。
そしてラッキーなことに、
学校を案内してもらえることになりました。
ココは寄付だけでなりたっている、
孤児を中心とした学校です。
この校長先生は学生なのですが、彼らが中心となって寄付を募り、
5年前に建てて運営しているとのこと。
先ほどの日本人の方がよく来られるという別の学校は、
スポンサーがついていてお金はあるそうなのですが、
この学校はスポンサーがいない、というのが現状の問題点のようです。
子どもたちは無邪気に遊び、必死に勉強してます。
そんな子どもたちを見て、純粋に応援したくなりました。
この校長先生とはなぜか気が合い、
チャイを3杯も一緒に飲み、暗くなるまで話したのでした。
ちなみにコレは彼のバイクの後ろに載せてもらって見た夕陽。
僕はこの夕陽を一生忘れないでしょう。
必ずココにはまた来たいと思います。
もっともっと長居したかったブッダガヤー。
帰国も迫る中、次の目的地、コルカタへ向かいます。
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