世界一アツいツアー!ダナキル低地!!後半戦
- 2013.11.10
- 世界一周 アフリカ編
前回はダロールで金星探索をして、昼ごはんを食べたところまででしたね。
ちねみに昼はピラフでした。
同行するコックが毎日美味しい料理を作ってくれます。
基本はパスタ。そしてちょっと辛めのトマトソースと決まっています笑
ま、ピラフも同じ味なんですが…
私は、メンバーの中で大食いキャラとなっていて、
いつも人の2倍+α食わされてました笑
『YUはよく食って、マジよく寝るな』とガットがよく言ってましたね。
さてさて、お昼を食べてのんびり雑談した後で、湖に向かいます。
砂漠の中の湖といえば、オアシスを想像しますが・・・
30分ほど走って到着したのが、ココ↓
『!?!?』
塩酸の湖だとのこと。
この色、不気味です。
ダロールの延長線上。
そして奥から沸々と湧きあがっています。
ここでも鳥がたくさん死んでました。
そりゃ、暑いし、飲みたくもなりますよね。。
レンジャーはペットボトルにお湯をいれ、持ち帰っています。
彼らはこの原液から薬を作るとのこと。たくましすぎる!!
その後は塩湖へ。これは以前にボリビアで見た、ウユニ塩湖と同じ風景ですね。
この頃、私は暑くて死にかけてました。
砂漠の喉の渇きはヤバい…
これを切り取って運んで行くわけです。
そして雨季が来て雨が降るたびに土壌の奥から塩が出てきます。
エンドレスで商売できるのです。
アファー族は、塩をとって、毎日暑い中ラクダと一緒に歩きます。
かなり過酷です!!私にはできません。
ちなみにラクダは一頭で100~150キロもの塩を運びます。
モロッコで乗った観光用のラクダと比べると、
こっちの方がしっかりしてます。教育もなっている気がする。
パッと見、貧しいのかな、と思ったのですが、彼らの日当は900ブル(4500円)!!
エチオピアでは破格の高さです。
でもアファー達は、お金を手にしてもこの生活を変えようとしません。
誰がいくら何を勧めても、決して変えないのです。
車も買わず、服も靴も古いまま。タイムスリップしたかのようですね。
村の子どもたちがマネーマネーと言わないのが納得できました。
この後村に帰ったのですが、相変わらず無邪気な子どもたち。
そして村では、最高にアツい出来事が!!
なんと、このハマデラ村では、『冷えたコカコーラが飲める!!!』とのこと。
速効駆け込みました!!
『うまーーーーーーーい!!!!』
砂漠で飲むコーラは世界一ウマかった!!!!
しかも、1ビン300mlで15ブル(75円)。他の都市とほぼ同じ値段。
信じられない!!
やはり彼らはお金を持っているからでしょうか。
素晴らしい商売や~。昨日知ってればよかった!!
その日、ランニング後もコーラをいただき、1日に4本も飲んでしまいました。
いくら飲んでも渇きは収まらないのですが…
そしてパスタを食べて就寝。またしても最高の屋外ベッドで星に抱かれて寝ます。
さて3日目、この日は私が一番楽しみにしていた日です!!
朝日を見て
ご飯を食べていざ出発。
またしても砂漠を走ります。
砂埃舞いまくり!
ラッキーな事に我々の車はエアコン付きだったので、快適でした。
酋長に入場料(1グループ1000ブル)を払い、先に進みます。
ちなみにアファー族の酋長は大金持ち。財布は村で一つなので、全て彼次第です。
と言っても、今の暮らしを変えたくないのが彼らの思うところ。
そしてここからが超悪路。
2時間ぶっ続けでディズニーランドのアトラクションに乗っているみたい。
私は寝てましたが。。。
他のメンバーは結構参ってました。
実は、今まで黙ってましたが、
我々は、これから火山に登るのです!!!!
エルタ・アレ火山(海抜約600m)です。
(キャンプ地からの眺め。奥の山の中腹まで登ります)
あまりに暑いので、夕方5時過ぎまで一休み。
ご飯はラクダが持ってきてくれるので、水3Lと防寒着とライトを持って出発します。
最初は、超美しい夕陽を見ながらごつごつ岩場を歩きます。
日が沈むとあたりは真っ暗。
懐中電灯の光だけを頼りに、3時間ほど登ります。
途中、フランコが何度も『オレを置いて先に行ってくれ』と言いますが、
『みんなで登らなきゃ意味ないだろうが!』
的なクサいやり取りを繰り返しながら、夜のトレッキング。
夜って足場がおぼつかない分、疲れますね。
やっとこさ山の上のキャンプ地に到着。
そしてそこから岩場を下ると、もう熱波が。
1200度くらいとのこと。見るだけで熱いのはわかりますが…
これを見たかった!!!
圧倒的で声が出ません!!!
地球の始まりって感じです。
3分ごとくらいに小爆発が起こり、
火の粉が風に乗って飛んで来ます。熱い!
辺りは熱波でこらえるのも大変。凄まじすぎた!!
その後、山のキャンプ地でご飯を食べて就寝。
といっても、ラクダが持ってきてくれたマットレスの上。
そしてもちろん屋外。
でも星がさらにすごい!流れ星びゅんびゅんで、数えているうちに寝てしまってました。
(実はマットレスに虫がいて、後々これが大変な事に…)
翌日は朝の3時に起きて下山、一路メケレまで帰還したのでした~。
これにて世界一アツいツアー終了!!
地球バンザイ!!って感じでした。
超おススメです~。
(ちなみに追加請求はございませんでした~)
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